«ティリス»

名前：　　ティリス＝フュンテス
年齢：　　23歳
性別：　　男
身長：　　176ｃｍ
体重：　　57ｋｇ（翼抜きで）
誕生日：　不明（２月中旬頃と予想）　正式には２月１２日
血液型：　Ａ型
種族：　　亜人間（有翼人）
職業：　　冒険者（魔法剣士）
武器：　　細身の剣・短剣

外見：
　水色の髪は癖のない直毛で、襟足がうなじを覆う程度のショートヘア。
　ややつり目がちなペールブルーの瞳を持つ、中性的な顔立ちの主である。
　思っている事が顔に出る性質であり、最近は年相応にみられないのが悩み。
　体格は華奢で、背には一対の白い翼が生えている。
　軽装を好むが、同時に露出を嫌う傾向もあり、基本的には長袖のシャツに上着をはおる格好。
　細身の剣は腰のベルトに吊るして下げる他、護身用の短剣を上着の裏に隠し持っている。
　左耳に紅蓮鉱石のピアスを付けており、その効果で呪いを苦痛という代償と引き換えに無効化できる。

性格：
　良くも悪くも生真面目な性格の主であり、お節介で口煩い。
　物事には、馬鹿正直に真っ向からぶつかっていくタイプ。
　しかし何も考えていないというわけではなく、寧ろ結論を出すまで長考する性質であり、慎重な所もある。
　ただし、自分の意見を決めたら意地でも譲らないという頑固さがあり、それが欠点のひとつ。
　また、過去に親しい者を亡くした事から、仲間や友人を失う事に恐怖心を抱いており、時折過剰なまでに身の周りの相手を気遣う事がある。
　ちなみに、基本的には温厚だが、（主にヨゴレ方面に）キレた時には腹黒い。

経歴：　
　産みの親を知らない捨て子。
　けれど、幸運にも亜人ばかりが住む隠れ里で拾われ、育ての親を得る。
　実子同然に愛され、幸福な幼少期を過ごすが、10歳の頃に事情が一変。
　ダークエルフに襲撃され、故郷の村は崩壊。両親と友人達を一度に失う。
　本人は廃墟で倒れていたところをエルフの剣士に救われ、生存。
　生きる気力をなくしていたが、「復讐」という目的を与えられ、彼に師事する事に。
　そのまま14歳になるまで彼と行動を共にし、剣術や冒険の心得を学んだ。
　彼の元を離れたのは、あまりに「復讐」に拘泥するため、破門されたからである。
　以降、一人旅を続けていたが、とある事件により一時的に同行者を得る。
　はじめは拒絶していたものの、やがて彼らに絆され、気を許すように。
　事件の結末と共に彼らとは別れたが、学ぶ事も多く、復讐のために生きる事を止めた。
　そこから先は、各地を流転し、現在に至る。

戦闘：
　主要武器は細身の剣であり、素早さを活かした攻撃を得意としている。
　ただし腕力に恵まれていないため一撃の威力は低く、急所を狙わない限り致命傷は与えられない。
　また、剣を習う時に型にそった訓練に偏った事もあり、予想外の動きを取られると弱い傾向がある。
　魔術を扱う事もできるが、専門の魔術師ではないので下級魔術がほとんど。
　呪文詠唱しなければまともに発動できない上に、発動後に隙ができる欠点がある。
　翼が魔力を集める媒介の役割を果たすため、翼に怪我を負うと制御面が不安定になる問題も。加えて、飛行しながら魔術の使用はできない。
　魔法を連発すると魔力切れを起こして倒れる事もあり、多用は禁物である。
　氷と風の属性攻撃魔法に適性を持つ他、回復魔法も扱えるが、そちらは止血と痛み止め程度の威力しかない。
　毒にはやや強い半面、呪いと電撃には弱い。
　しかし、呪いについては、現在紅蓮鉱石のピアスで抑える事が可能である。

種族意識：
　基本的には、種族で相手の全てが決まるとは考えていないため、差別意識は低い。
　とはいえ、人外差別の激しい地方出身であり、種族差別だと取れる言動をする相手を嫌う傾向がある。
　剣の師がエルフで有るため、エルフにはやや好意的。
　ただし、ダークエルフは過去の事件ゆえに嫌悪対象であり、とげとげしく攻撃的な態度を取る。
　また、差別意識は低いとはいえ、亜人故の警戒を忘れぬ程度には慎重である。

その他：
　・翼人であるものの、飛行下手。「落ちた時の受け身の取り方ならばっちり」（本人談）
　・翼を触られるのは苦手。
　・北国育ちであるため、暑さは苦手。夏バテしやすい体質。
　・薬草の栽培と採集が趣味であり、小遣い稼ぎの手段でもある。
　・キノコ嫌い。超嫌い。キノコ型の魔物は天敵。
　・家庭料理のような素朴な料理が得意。　好物はチーズなど、乳製品の類。
　・きっちり線を引く地図のようなものはまだ何とかなるが、絵心は皆無である。
　・女顔は禁句。
　・中性的で華奢な体格がコンプレックスであり、筋骨隆々のマッチョに憧れている。